末松義規国政報告会 見学レポ [世相]
民主党の衆議院議員の末松義規さんの国政報告会に行って来ました。
お詫びと訂正。
ブログ内容の人物表記に誤りがありました。訂正しましたが、混乱してしまった人がいたらごめんなさい。
この会に出かけたのは、
単純に自分が票を入れた国会議員がどんな人か、普段何してるのか、どんな仕事をしてるのか、興味があったからです。
ネットやニュースで見るだけではなく、直に言葉を聞ける滅多にない機会なので、(会場も近所)
出かけて見る事に。
3月13日、三時から始まりました。
もう一つ別に興味があったのが、この末松議員はアラビア語を解するという事で何か中東問題の面白い話を聞けるかも、というのもありました。
会場は100人近い人が詰めかけ、ほぼ満員。
高齢者が多いようでした。
若い人、親子連れの姿は無し。
これにはちょっとがっかり。
報告内容は事細かく、今の時節にあった政治の流れを知る事が出来ました。
もう政治は密室では何も決められない、衆人環視の元で決められて行く。
大きく分けて論旨の内容は三つで
時代の流れの動き_パラダイムシフトに乗っている_
■『見える世の中へ」・・・透明な時代の到来
■「ボスから子分へ」・・・主役の転換
■「ストレス管理社会へ」・・・心と体を守る時代へ
1見える世の中へ
自民党時代が何だったのか 見える 秘密、裏の消滅。
2「ボスから子分へ」
地位が高い者から(ボス)→地位が低い者へ(子分)
官僚から→民間
経済ボス(経団連等)→経済子分(中小零細企業)
企業経営者→株主・従業員
生産者→消費者
家庭ボス→家庭子分(女性)
大人→子供
健常者→障害者・被害者
国(都・県)→市町村
3ストレス管理社会へ
などについてこまくレクチャーがあり、今までの主権や権益が集中していたボス的な社会強者が居なくなり、低い立場に居た者が権利・発言力や影響力が強まる社会へ今シフトしつつある_
という内容で報告会は進みました。
ま〜ざっくりした感想は、これは『革命』だよな、と思いました。
そうでしょ?主権の交替、ボス=王権、貴族 子分=市民 とするとね。
でも日本人らしく、血も流れないし、旧政権をギロチンにかけたりしない。
緩やかでファジーな革命です。
日本は革命ですら、他者に労りがあり、優しい。
ボスの決定権は世間が拒絶する時代_そんな話から始まり、
経団連という圧力団体
自民党政権時代、経団連は50〜60億の企業献金をしていたそうで、それでエコカーのバイオ燃料で使用について、石油連盟が経団連に働きかけ減税額3%で押さえさせるよう圧力をかけたので、エコカー減税は3%に押さえられたんだそうです。
環境問題より石油連盟の横やりが、経団連によって通り、それが企業献金で自民に圧力かけて通ったのなら、こっちの方が政治と金問題として<嫌な事件>だな・・・と思いました。
環境と国民の健康より献金の方に政治が動くって、なぁ・・・
政権交替により、経団連は献金をしていない民主に物が言えないんだそうです。
ならどんどんエコカー減税や開発を援助して欲しい、と思いました。
報告する末松義規議員。
消費者の権利が弱い国から、強い方向へ_
末松議員は消費者問題特別委員長です。
消費者の知る権利について_
コーヒークリームの添加物について。
コーヒーに付いてくるクリームポーション。
これにどれだけ添加物が入っているか_
乳化剤は界面活性剤なんですね(シャンプーや洗剤に使われている)、酸化防止剤など多数の添加物で造られていて、成人男性はこれらの食品添加物を年間5キロから7キロ〜摂取しているとの事。
食品添加物に対する人体への影響など、色々考えさせられました。
消費者はこれらの商品について、成分内容について、知る権利があり、物を言う権利がある_
企業の商品の消費者への流れに、消費者からの仕分けが入る_
とても正しい流れだと思いました。
消費者は今まで、食について供給について、従順でありすぎた。
貧しい戦後の食料事情から来た配給神話に終止符を打つ_
これもまた日本が真の戦後、からの解放に繋がるような気がします。
戦後のアメリカ支配からの脱却もまたこの<革命>の中に入ってるという事も、今回の報告会から
ハッキリ伺い知る事が出来ました。
やはり政権交替は健常な民主化、日本初の民主主義に移行したのだ、という事をおおまかに、ですが、感じ取る事が出来ました。
戦後日本に裏表に渡って影響を及ぼして来たCIA。
その支配からの脱却。
(三月三日の東京新聞に、斎藤学さんという精神医のコラムにハッキリ岸信介はCIAのエージェントであった、と明言してあり、ぶっ飛びました。戦犯なのに処刑されなかったのはこういう事だったんですね)
イラク問題についてもアメリカ軍が撤退したらクルド人、スンニ派、シーア派同士の抗争についで
イランが勢力を延ばし、イラクに侵攻するのでは_という残念なお知らせ。
故フセイン大統領は確かに強権的な人(クルド人弾圧とか、生物兵器使用とか)でしたが、これらのパンドラの箱を押さえるだけの資質を持っていた、という事だったのでしょう。
イスラムの力の論理を無視して民主化進めようとも、もうどうしようもない所まで来ているんでしょう。アラブ人の抵抗意識はDNAに刻まれている。
日本人の戦後支配が上手く行ったのは他民族に支配された前例がなく従順だったからで、決してこの
日本の戦後処理、戦後支配が他の国、民族に適応できるなんてある訳ない。
ある意味、日本人が特殊なんです。
イランは今核開発してますよね、大量破壊兵器を持ってる、とアメリカのバカ大統領がイラクに侵攻し、最期は核兵器を持つイランが<漁夫の利>でおさめてしまうって。
アフガンもアメリカは失敗する_という事でやはり中東に余計な災禍巻いてるのはやっぱりアメリカで、その事について今まで一度も口を挟めなかった日本は本当に情けない。
アメリカにNO!と言える日本、ここは民主に期待します。
中東の和平に貢献できる、人材のある国であって欲しい。
(中東だけではないですけどね)
その後、質疑応答もあり、盛り上がって会は終了しました。
私も取り調べの可視化、記者クラブの撤廃などについて質問しようか、と思いましたが、
今回は最初の目的通り、<見学>に徹しました。
ネットやブログから感じる政治家の姿よりも、やはり間近で意思や行動を知るというのは新鮮な刺激があって良かったです。
また機会があれば参加しようと思いました。
皆さんも支持政党の報告会への参加をお勧めします。
政治家、国会議員の集まりと言えば『○○先生万歳!』と言ったようなひたすら持ち上げる
応援会みたいな物をイメージしていましたが、食品添加物の話から世の中の流れ、今起こり感じている事にジャストミートした内容の世相、世論、政治の話でとても面白かったです。
頭でばかり(こうではないか?)と考えるより、見に行って触れて、考える方が確かな実感として
政治が動いている、政権交替したのだという事を感じる事が出来ました。
末松義規HP
http://www.y-sue.net/
一昨日の井の頭公園。
来月の中頃には桜でピンク色に染まりますね。
お詫びと訂正。
ブログ内容の人物表記に誤りがありました。訂正しましたが、混乱してしまった人がいたらごめんなさい。
この会に出かけたのは、
単純に自分が票を入れた国会議員がどんな人か、普段何してるのか、どんな仕事をしてるのか、興味があったからです。
ネットやニュースで見るだけではなく、直に言葉を聞ける滅多にない機会なので、(会場も近所)
出かけて見る事に。
3月13日、三時から始まりました。
もう一つ別に興味があったのが、この末松議員はアラビア語を解するという事で何か中東問題の面白い話を聞けるかも、というのもありました。
会場は100人近い人が詰めかけ、ほぼ満員。
高齢者が多いようでした。
若い人、親子連れの姿は無し。
これにはちょっとがっかり。
報告内容は事細かく、今の時節にあった政治の流れを知る事が出来ました。
もう政治は密室では何も決められない、衆人環視の元で決められて行く。
大きく分けて論旨の内容は三つで
時代の流れの動き_パラダイムシフトに乗っている_
■『見える世の中へ」・・・透明な時代の到来
■「ボスから子分へ」・・・主役の転換
■「ストレス管理社会へ」・・・心と体を守る時代へ
1見える世の中へ
自民党時代が何だったのか 見える 秘密、裏の消滅。
2「ボスから子分へ」
地位が高い者から(ボス)→地位が低い者へ(子分)
官僚から→民間
経済ボス(経団連等)→経済子分(中小零細企業)
企業経営者→株主・従業員
生産者→消費者
家庭ボス→家庭子分(女性)
大人→子供
健常者→障害者・被害者
国(都・県)→市町村
3ストレス管理社会へ
などについてこまくレクチャーがあり、今までの主権や権益が集中していたボス的な社会強者が居なくなり、低い立場に居た者が権利・発言力や影響力が強まる社会へ今シフトしつつある_
という内容で報告会は進みました。
ま〜ざっくりした感想は、これは『革命』だよな、と思いました。
そうでしょ?主権の交替、ボス=王権、貴族 子分=市民 とするとね。
でも日本人らしく、血も流れないし、旧政権をギロチンにかけたりしない。
緩やかでファジーな革命です。
日本は革命ですら、他者に労りがあり、優しい。
ボスの決定権は世間が拒絶する時代_そんな話から始まり、
経団連という圧力団体
自民党政権時代、経団連は50〜60億の企業献金をしていたそうで、それでエコカーのバイオ燃料で使用について、石油連盟が経団連に働きかけ減税額3%で押さえさせるよう圧力をかけたので、エコカー減税は3%に押さえられたんだそうです。
環境問題より石油連盟の横やりが、経団連によって通り、それが企業献金で自民に圧力かけて通ったのなら、こっちの方が政治と金問題として<嫌な事件>だな・・・と思いました。
環境と国民の健康より献金の方に政治が動くって、なぁ・・・
政権交替により、経団連は献金をしていない民主に物が言えないんだそうです。
ならどんどんエコカー減税や開発を援助して欲しい、と思いました。
報告する末松義規議員。
消費者の権利が弱い国から、強い方向へ_
末松議員は消費者問題特別委員長です。
消費者の知る権利について_
コーヒークリームの添加物について。
コーヒーに付いてくるクリームポーション。
これにどれだけ添加物が入っているか_
乳化剤は界面活性剤なんですね(シャンプーや洗剤に使われている)、酸化防止剤など多数の添加物で造られていて、成人男性はこれらの食品添加物を年間5キロから7キロ〜摂取しているとの事。
食品添加物に対する人体への影響など、色々考えさせられました。
消費者はこれらの商品について、成分内容について、知る権利があり、物を言う権利がある_
企業の商品の消費者への流れに、消費者からの仕分けが入る_
とても正しい流れだと思いました。
消費者は今まで、食について供給について、従順でありすぎた。
貧しい戦後の食料事情から来た配給神話に終止符を打つ_
これもまた日本が真の戦後、からの解放に繋がるような気がします。
戦後のアメリカ支配からの脱却もまたこの<革命>の中に入ってるという事も、今回の報告会から
ハッキリ伺い知る事が出来ました。
やはり政権交替は健常な民主化、日本初の民主主義に移行したのだ、という事をおおまかに、ですが、感じ取る事が出来ました。
戦後日本に裏表に渡って影響を及ぼして来たCIA。
その支配からの脱却。
(三月三日の東京新聞に、斎藤学さんという精神医のコラムにハッキリ岸信介はCIAのエージェントであった、と明言してあり、ぶっ飛びました。戦犯なのに処刑されなかったのはこういう事だったんですね)
イラク問題についてもアメリカ軍が撤退したらクルド人、スンニ派、シーア派同士の抗争についで
イランが勢力を延ばし、イラクに侵攻するのでは_という残念なお知らせ。
故フセイン大統領は確かに強権的な人(クルド人弾圧とか、生物兵器使用とか)でしたが、これらのパンドラの箱を押さえるだけの資質を持っていた、という事だったのでしょう。
イスラムの力の論理を無視して民主化進めようとも、もうどうしようもない所まで来ているんでしょう。アラブ人の抵抗意識はDNAに刻まれている。
日本人の戦後支配が上手く行ったのは他民族に支配された前例がなく従順だったからで、決してこの
日本の戦後処理、戦後支配が他の国、民族に適応できるなんてある訳ない。
ある意味、日本人が特殊なんです。
イランは今核開発してますよね、大量破壊兵器を持ってる、とアメリカのバカ大統領がイラクに侵攻し、最期は核兵器を持つイランが<漁夫の利>でおさめてしまうって。
アフガンもアメリカは失敗する_という事でやはり中東に余計な災禍巻いてるのはやっぱりアメリカで、その事について今まで一度も口を挟めなかった日本は本当に情けない。
アメリカにNO!と言える日本、ここは民主に期待します。
中東の和平に貢献できる、人材のある国であって欲しい。
(中東だけではないですけどね)
その後、質疑応答もあり、盛り上がって会は終了しました。
私も取り調べの可視化、記者クラブの撤廃などについて質問しようか、と思いましたが、
今回は最初の目的通り、<見学>に徹しました。
ネットやブログから感じる政治家の姿よりも、やはり間近で意思や行動を知るというのは新鮮な刺激があって良かったです。
また機会があれば参加しようと思いました。
皆さんも支持政党の報告会への参加をお勧めします。
政治家、国会議員の集まりと言えば『○○先生万歳!』と言ったようなひたすら持ち上げる
応援会みたいな物をイメージしていましたが、食品添加物の話から世の中の流れ、今起こり感じている事にジャストミートした内容の世相、世論、政治の話でとても面白かったです。
頭でばかり(こうではないか?)と考えるより、見に行って触れて、考える方が確かな実感として
政治が動いている、政権交替したのだという事を感じる事が出来ました。
末松義規HP
http://www.y-sue.net/
一昨日の井の頭公園。
来月の中頃には桜でピンク色に染まりますね。
2010-03-14 01:32
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コメント(10)
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コーヒーのクリームって常温でも大丈夫なんですよね。
便利だけれども、それって恐いことだと思います。
by manamana (2010-03-14 07:30)
頭で考えてばかりじゃなく、一回見てみないと・・
っていうのは、ホントですよね(^^)何事でも・・・。
添加物については知れば知るほど怖くなりますよね;
by のの (2010-03-14 10:01)
小言のない人生なんて、有るわけない。
政治家さんだって大変大変、自分は自分
守るだけ、、、、と私は思う 民主党応援
してますよ。
by 絵かきさん (2010-03-14 10:12)
是非これを、見てみてください。
「ミネラルって、何だろう?」というセミナーのビデオなんですが、
前半はほとんど、「食品添加物」の話です。
非常に興味深いので、見てください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://xurl.jp/5x5b
by 経験者 (2010-03-15 13:11)
manamanaさん、コメント有り難うございます。嬉しいです。コーヒークリームが例になりましたが、もう数えきれない食品に添加物が・・・
便利なのは良いけど、食品の害について知らないのは、ねぇ・・・
ののさん、こんばんわ。
防腐剤入りの魚を猫にやっても食べない、とか聞いた事あります。それと、防腐剤入りの食品を食べてる人の死体は腐りにくいとか^^;理屈はそうですよね。コワイ・・・
経験者さんコメント有り難うございます。
このPCだと見れないようなので、他の人に借りて
サイト見ます。
情報有り難うございます。添加物の被害の実体は奥が深そうですね・・・
by kitazawa (2010-03-15 21:33)
直接話しを聞くのも、本当にいいですね。時代は変わる、大きくはよい方向にそうありたいです。食品添加物、知らないことが多いと思いました。
by 風船かずら (2010-03-16 09:47)
取り急ぎですいません。
前記事にレスがえしさせていただきました^^
by gyaro (2010-03-16 11:57)
風船かずらさん、コメント有り難うございます。
口から体に入る物なのに、知らない事が多いんだな、と末松議員のお話聞いて思いました。
これからは、そういう時代じゃない事を祈りたいです。
gyaroさん、すごく為になるお話でした。
なんだか得しちゃった、夜でした。
もう少し静かな所でお話したかったな。^^
by kitazawa (2010-03-18 11:32)
kitazawaさん、興味深い情報ありがとう!
by 肉うどん (2010-07-09 08:23)
肉うどんさんコメント有り難うございます。
色々、政治や世相を考える参考にして下されば、何よりです。
華やかな国会議員の地道な活動も伺い知れて、面白かったです!^^
by kitazawa (2010-07-10 12:58)