SSブログ

銃撃事件に思う。バージニア工科大学の乱射事件、長崎市長選挙。 [研究・解明]

寒いですね・・・明日もこの気温なら、風邪を曳きそうです・・・
トレンチコートが欲しい。(でも似合わないんだなぁ・・・)
長崎の市長銃撃事件の顛末、バージニア工科大学の乱射事件の真相などが明らかにされ始めました。

4月16日アメリカ南部のバージニア州ブラックスバーグのバージニア工科大学の構内で、同一犯による二件の銃乱射事件がありました。
一度目の銃撃は午前7時15分頃、学生寮内で男女二人。
二度目は   午前9時15分頃、ドイツ語の授業中に30人を銃殺、負傷者は26名にも登った。

容疑者はチョ・スンフィ(23歳)同大学で英文学を専攻。8歳の時に家族で韓国から渡米。
父親はドライ・クリーニング店を経営、姉妹はプリンストン大学を卒業している。
同容疑者の宿舎の部屋からは、裕福な家庭を誹謗する内容のノートが見つかった。

問題点 

同大学が一度目の事件を学生に知らせるメールを送ったのは
9時26分、惨劇の最中と思われる。
二度目の銃撃を学生に知らせるメールを送ったのは
9時55分。

午前7時15分の悲劇から2時間以上も経ってからメールで知らせるのほほんさ。
メールでって、携帯かパソコンかは知りませんが学生への緊急の通達として適切な処置だったとは、誰も思うまいて。

拡声器で知らせろよ!!
サイレン鳴らせよ!
「なんで構内に血が流れるんだ!」とかオダ・ユージ呼べよ!

いくら銃社会でも、銃殺事件に慣れすぎ。
逆に日本のキャンパスで・・・起こっていたら、と思うと、ちょっと容認できないうっかりさんですよね。

「銃に慣れている。銃の事件が<よくある事>」「男女の痴情のもつれで犯人は逃走中」この<楽観>がキャンパス内に30人もの前途洋々たる若者が、無惨に抵抗も出来ずに一方的に命を奪われた惨劇を生み出したのでしょう。

いわば、大学関係者、警察の怠慢がこの犯人の<殺意>を幇助した、と考えるべきでしょう。
たとえば、大学内に殺人を告げる放送が何度も流れていたら・・・
警官が武装して巡回していたら・・・犯人の意思は少しは変わっていたのではないでしょうか。

ここは、けっして見習ってはいけないところですし、銃の規制が厳しい日本は(だから銃は恐い)(銃は凶器)というのをしつこくアメリカに向けて、情報を発信する事が大事だと思います。

長崎市長選挙。

銃弾に倒れ、志半ばで亡くなった故伊藤市長の長女の夫が急遽、出馬表明したが、21日の選挙で落選した。

伊藤優子さん(36)は 22日、マスコミに向けて「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は 浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思い せんでした」と泣き崩れ、関係者に腕を抱えられ、報道陣の前から姿を消した。

このコメントにネット社会が反応、様々なサイトで論議されている。

んーと私は、市長の娘さんのコメントどうこうよりも、これは上の記事とは逆に、銃事件に対しての犯罪被害者への受け入れ体制が全然なってないと思う。
銃撃事件に政治が社会が、世間が慣れてない。
慣れていなさすぎ。

ケアしてあげなよ。
突然家族が銃で命(銃撃事件は最悪のケースとして即死が多いと思う)で命を奪われる。
この件については市政の暴力団の資金源の締め付けなどが犯人の動機だとしたら、政治家故に事件に巻き込まれた訳で、これは市井の争い事や暴力事件と同列に扱ってはいけない、社会的にも憎むべき事件で、そして、政治家が政治家故に選挙期間中に殺人事件に巻き込まれた場合の、ケアが必要だと思う。

市長の娘さんへの反論は「政治家は世襲ではない」という物が多かった。
もっともだ。

だが、長く政治家を続けている家族にはそれなりの特殊な事情もあるだろう。
選挙運動の後援者たち、関係者達も多く、政治家が銃弾に倒れた場合、この多くの関係者達が一度期に職を失う。当の家族は、色々手当も出るだろうから、生活にすぐに困る事はないかも知れないが、大黒柱を失うのだ。その先々の苦労への恐怖もある。
病死や事故死と違って、市長という地位その物を狙った政治テロなら、それらの現実的な問題に、適切なケアが必要だと思う。

直ぐに世襲が残された家族の問題の解決の最優先事項にならない為にも、遺族や選挙関係者達への精神的、金銭的なケアが望まれる。

こういう時の基金など、金満政治家にお願い出来ないだろうか?

























nice!(9)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 9

コメント 5

ハイマン

銃って本当に必要なのか疑問です
by ハイマン (2007-04-25 02:10) 

こんな悲惨な事件は、耳にしたくないですね。
悲しい事件がなくなる世の中になってもらいたいものです。
by (2007-04-25 13:09) 

nicolas

ヤラレル前にヤルというアメリカ社会。
対応はまどろっこしいものでしたね。
とりあえず、オダユージを派遣しましょうか・・・
by nicolas (2007-04-25 18:37) 

bfield

政治テロという観点からはもう少しケアが必要でしょうね。
オ○ム教団のテロのことを思い出しました。被害者に対するケアが少ないなぁと感じるのですが、どうでしょう。
by bfield (2007-04-25 20:07) 

kitazawa

ハイマンさんこんばんわ、コメント有り難うございます。
庶民には縁遠い銃が暴力団には簡単に手に入るという所がなんとも・・・
後ろからいきなり撃つなんて、卑怯そのもの。ほんと許せないです。

シンナツさんこんばんわ、うん、大学生がいっぺんに30人以上も・・・
家族に別れを告げる事もなく、ですもんね、普通の日常が壊される銃の存在、アメリカはちゃんと向き合うべきだと思います。

(´・ω・`)にこちゃんさんこんばんわ。オダ・ユージ多分、今呼んだら、ドラマの収録で忙しく、「冗談じゃないよ!」と言われそうだ・・・
それにしても犯人の犯行直前の映像はショックでしたね。
何か、アニメで見たような・・・変なデジャヴを感じました。
それもまた、恐ろしい。似たような事件が今後起きない保証は何処にもないですし。

bfield さんコメント有り難うございます。
ああ、そうですね、オ○ム事件。思い出しました。被害者が、その後精神的にも経済的にも苦しむのは可哀想だし、政治テロの犠牲者や家族が惨めな思いをしない為にも、テロの防止、テロ犠牲者へのケア対策を万全にして欲しいですね、列車事故もそうですし。被害者こそ、救われる、そういうのが、当たり前にならないと・・・
by kitazawa (2007-04-26 00:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。