新しいアジア共同体への幕開け〜になると良い。韓国併合１００年。

民族の誇りを傷つけた＿その言葉は、日本が明治維新後に行った植民地支配政策の検証があれば、素直に聞ける言葉である。

もう一度、明治維新以後の政府の功罪についてしっかりと学習する必要がある。

今日の日本の“修正点”がはっきりと見えてくるからだ。

アジア支配、廃仏毀釈、天皇神格化、その分析と検証である。

何故日本が貴重な文化遺産を失い、あまたの多くの人材を南方に散らし、国土に原爆を二個も落とされ、焦土と化したか。

どれほどの貴重な文化遺産、人材が日本侵攻によって失われたか。

都心に大木が無いのは何故なのか。

そしてこの大戦が決して被害者でない立場としての日本があった事もしっかりと認識して、反省と祈りを込めて１５日を考えないと。

政権交代の恩恵は韓国併合１００年としての首相の謝罪の言葉を聞けた事でも感じる。

既に戦闘能力の無い日本に“実験”の為に原爆投下した米国に“思いやり予算”をいつまで貢ぐつもりなのか？

お詫びにただで護衛しなよ！

とか思う訳ですが。

東京新聞夕刊８月９日付け

思うままに　と言う　梅原猛さんのコラムを読んだ。

小沢一郎的人間

明治維新後の廃仏毀釈は仏ばかりではなく、神も殺した。

そして唯一の神であった天皇陛下も人間宣言をする事によって自らの神の存在を否定した。

よって戦後の日本人は神の存在を失った、と。（小沢一郎はその神無き日本人の象徴として表現されています）

私の考察

戦後の復興に不可欠なのは経済の基盤だけではなく、この廃仏毀釈による『喪神』の穴埋めをするべきだった。しかしそれは明治政府の失策（天皇神格化による権力統合と日本国民への洗脳）を認める事になるので無視された。

（だから明治政府の子孫が議員になったり、大臣になったりするの、喜んじゃいけないんですよ、本当はね）

この無策の被害者は弱者である。虐待、苛め、セクハラにパワハラ、冤罪に国策逮捕・・・

神無き国の溢れ返る被害者達は、『喪神』の被害者達なのだ。

喪神や穢れ、邪心を恐れなくなった日本人が、水木しげる氏のドラマに心を寄せるのは決して意味の無い事ではない。

もう一度、得仏特赦して、日本人古来の有徳を取り戻すべく、宗教観、倫理観、道徳観を見つめ直すべきである。

日本哲学、という分類でも良い、日本にもう一度、統一化された道徳、公益心を共通教養として学習時代が来てる事を思い、考えて欲しい。

アジア文化圏ならではの、優しさ、寛容、慈愛・・・

韓国からも、学ぶ事が多いはずだ。

その為にも過去の検証をしっかりとして、より良い関係を築き、欧米の利己的な政策の為にアジアが踏み台にされるのを防げるように、（欧米とも仲良くしなきゃいけないですが、どーもキリスト教文化圏は異教徒信用してないですよね）多くの価値観、多くの認識を纏め、有効な関係を深める事が不可欠であると思います。

韓国強制併合「100年」日韓市民共同宣言大会

まあ、強制併合ってようするに植民地支配、て事なんですけどね。

池袋で日韓市民の共同宣言があります。興味ある方は是非参加を。

タグ：小沢一郎 韓国併合１００年 韓国 日韓併合 韓国併合 梅原猛 哲学

コメント 2

昨夜、１０ｃｈで「池上彰そうだったのか学べるニュース」で８月１５日終戦記念日に関連することが様々話されていました。その時思ったのですが、今、学校では太平洋戦争についてどう教えているのだろうか、ということです。
by 斗夢 (2010-08-12 04:50) 

斗夢さんこんばんわ。今夜は１２チャンネルの方の終戦特集を見ました。早く、ポツダム宣言を受け入れていれば、と切なくテレビをみておりました。
太平洋戦争、多分あまり教えていないのでは・・・
自民党政権時代、要職にいた人達に当時の首脳部の人達が一杯いましたからね。岸や中曽根氏など。
中曽根氏は元海軍主計局でした。
by kitazawa (2010-08-15 22:33)